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イオン、水産エコラベル「MSC」認証品の販売でジャパン・アワードを3年連続受賞

国内最大手の小売グループが2025年度もMSC認証水産物の販売量で首位となり、その実績を全国約390店舗でのキャンペーンを通じて店頭で訴求した。

スーパーの鮮魚売り場を描いたイラスト。氷の上に並ぶ魚介類と小さなエコラベルの札、近くで商品を選ぶ買い物客。
イラスト:floortok.com

イオンは、海洋管理協議会(MSC)が主催する「MSCジャパン・アワード」の小売部門を3年連続で受賞したと発表した。2025年度、MSC認証を取得した水産物の国内販売量で最大手だったことが評価された。

MSCの「海のエコラベル」は、水産物が持続可能な漁業から獲られていることを第三者機関が認証する制度で、日本では2006年から展開されている。イオンによると、対象期間に取り扱ったMSC認証品は23魚種・41品目に及び、刺身や切り身といった鮮魚から、煮付けや揚げ物などの調理済み商品、さらにはペットフードにまで広がっているという。

受賞を記念し、イオンは9月11日から13日までの3日間、たらこ・辛子明太子、ししゃも、かつおたたきの4品を含むMSC認証品を対象に、関東・北陸信越・東海・近畿・中国四国地方の約390店舗でキャンペーンを実施したという。

小売部門でこの賞が始まって以来、イオンは3年連続の受賞となる。単発の認証取得ではなく、鮮魚売り場での継続的な訴求ポイントへと変わりつつあるということだ。日本のスーパーや百貨店の食品売り場にとって、MSC認証はニッチな棚札から競争上の指標へと位置づけを変えつつある。国内最大手のイオンがその基準を主導する立場に立ちつつある一方、他の小売各社は水産物調達のストーリーづくりで追いつく必要に迫られている。