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全日空商事、サザビーリーグから「アコメヤ トウキョウ」の全株式取得へ

全日空商事が、サザビーリーグが育ててきた「アコメヤ トウキョウ」の全株式を取得することで合意した。38店舗と食堂2店舗が、日本の小売グループ間で運営会社を変える案件で、買収側は自社の空港リテール運営やストア開発のノウハウを組み合わせる方針を示している。

米袋や陶器の器が並ぶ棚を見て回る買い物客を描いた、ライフスタイル食料品店のイラスト
イラスト:floortok.com

全日空商事は、サザビーリーグが手がけてきたライフスタイル小売「アコメヤ トウキョウ」の株式を取得することで合意した。東京を代表する米・生活雑貨の専門店フォーマットの一つが、運営会社を移す。

全日空商事(ANA商事)は9月14日、サザビーリーグが保有するアコメヤ トウキョウの全株式を取得する株式譲渡契約を締結したと発表した。取得額は非公表。公正取引委員会の審査を経て、10月30日までのクロージングを見込む。

アコメヤ トウキョウは、9月15日時点で38店舗と「アコメヤ食堂」2店舗、オンラインストアを展開している。同ブランドを育ててきたサザビーリーグは、アフタヌーンティーやロンハーマンの日本事業も手がける。

全日空商事の宮川淳一郎社長は、アコメヤ トウキョウを新たな仲間として迎えることを歓迎するとコメントし、同社の空港リテール運営やストア開発のノウハウと、アコメヤ トウキョウの商品開発力を組み合わせる方針を示した。

空港リテールの担い手が、フロア型フォーマットを迎え入れる

全日空商事にとっての狙いは、空港ターミナル内でのコンセッション運営に慣れた自社と、すでに全国のモール・駅ビル・路面店に展開するフォーマットを組み合わせることにあるとみられる。一方アコメヤ トウキョウにとっては、航空会社系の資本の下で何が変わるかが焦点となる。空港内やインバウンド向けの立地が、今後の出店先として真っ先に注目される場所になりそうだ。