ビームス、創業50周年でレーベル横断ポップアップを新宿の駅ナカ店で開催
ビームスは創業50周年施策の第3弾として、自社の複数レーベルからおよそ100点を集めた売場を、ビームス ニューズ新宿に3週間限定で設ける。駅ナカ店舗の刷新やゲーム見本市への出展で展開してきたこれまでの周年施策の中でも、最も自社の編集力に軸足を置いた企画だ。

ビームスは9月25日から10月15日まで、JR新宿駅新南口直結のニュウマン新宿2階、駅構内(エキナカ)にある「ビームス ニューズ」新宿店で、「やっぱり、服が好き」と題したポップアップストアを開催すると発表した。
同社によると、売場には自社が展開する複数レーベルから厳選した約100点を集める。カジュアルなアイテムからきちんと感のあるアイテムまで幅広く扱い、ふだんは別々の店舗・レーベルに分かれて展開している商品を一つの売場にまとめるという。ビームスは今回の企画を、創業50年を通じて貫いてきた「服が好き」という原点を改めて見つめ直す機会と位置づけている。
floortokが把握する限り、これはビームスが今月進めてきた50周年関連施策のうち3件目にあたる。同社は9月4日に名古屋駅店を複数レーベルを揃えた大型店として刷新し、9月17日から21日には東京ゲームショウで7社のゲームパブリッシャーとのコラボコレクションを販売した。これらと異なり、新宿のポップアップは新たな売場も外部パートナーも伴わない。既存の自社レーベルを、期間限定で編集し直して見せる企画だ。
ビームスはビームス プラスやレイ ビームス、デミルクス ビームスなど数多くの自社レーベルを展開しており、名古屋駅店の刷新時にも紹介した通り、通常はそれぞれ異なる店舗で販売されるため、一人の買い物客が一度に目にする範囲は限られる。その一部、約100点を3週間、駅構内の一店舗に集約するのは、販促というより商品構成と見せ方の両面での一手であり、1976年の原宿創業以来ビームスの核であり続けた「編集力」を改めて打ち出す狙いがうかがえる。50周年関連の3つの施策の中では最も小規模な賭けでもある。新たなフォーマットや外部との協業ではなく、既存店内での期間限定の編集にとどまるためだ。