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CCC参画の「Sumu浅草サウス」開業 本の選書によるホテルの新築第1号

CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が、TSUTAYAの選書・家電スタッフが監修する17室のアパートメントホテル「Sumu浅草サウス」の開業に参画する。運営はKasoku(カソク)。Sumuとしては2店舗目で、CCCが既存建物の転用ではなく新築から手掛けた初の物件となる。

厳選された本棚と読書コーナーのある居心地の良いホテルルームのイラスト。窓の外には浅草の低層の屋根並みが見える。
イラスト:floortok.com

CCCは、東京都台東区のアパートメントホテル「Sumu浅草サウス」(全17室)の開業に参画すると発表した。浅草駅から徒歩6分、蔵前駅から3分、田原町駅から6分の立地で、10月10日に開業、予約は10月1日から受け付けている。10階建ての新築物件で、スタンダードルーム9室、テーマ性を持つ「Sumuカルチャー」ルーム7室、ペット可の部屋1室と、1階のラウンジを備える。1泊の料金は税込3万5000円から。運営会社はKasoku株式会社。

CCCは宿泊体験の監修を担う。各部屋とラウンジの選書は、浅草・蔵前の地域文化、自然・瞑想、ロックからクラシックまでの音楽といったテーマごとにTSUTAYA BOOKSのコンシェルジュが手がけ、家電の選定はTSUTAYA ELECTRICSが担当する。CCCは、2026年2月に開業したSumu第1号店「Sumu上野イースト」から続く「住むように泊まる」というコンセプトの発展形だとしている。CCCによると、浅草サウスはSumuとして初めて新築で手掛けた建物であり、上野イーストで得た知見を設計段階から反映させたという。

ここで注目すべきは、Sumu第1号の上野イーストが既存建物を活用した物件だったのに対し、浅草サウスはSumuとして初めて新築で手がけた点だ。CCCが、選書による宿泊体験というアイデアを転用型の物件で試す段階から、新築への投資へと踏み出したことを示している。なお、ホテルの日々の運営を担うのはCCCではなくKasokuであり、CCCの役割はホテル事業者というより、ブランディングと選書による価値付けを担うパートナーに近い。これは、従来ホテル事業者が一手に担ってきた短期滞在型ホスピタリティの領域に、TSUTAYAの本・ライフスタイル提案力を持ち込む動きと言える。