大丸福岡天神店、過去最大級ブースでART FAIR ASIA FUKUOKAに初出展
大丸福岡天神店がART FAIR ASIA FUKUOKAに初めて出展する。会場内最大となるブースを構え、10月の会期に合わせて市内8会場をめぐる連動企画も展開する。

大丸松坂屋百貨店株式会社は、大丸福岡天神店として初めてART FAIR ASIA FUKUOKAに出展すると発表した。福岡のギャラリー「UG」と共同で、会場内最大となるブースを構える。会期は10月2日から4日まで、会場は福岡国際センター。
ブースでは、アクリル塗装を施した木彫作品で知られるギャラリーUG所属の野原邦彦氏と、ポップアートを思わせるズボンをモチーフにした絵画で注目される川平遼佑氏の作品を展示する。会場入口には野原氏による高さ約7メートルのバルーン彫刻をランドマークとして設置する予定という。大丸は9月下旬から、住吉神社や福岡アジア美術館、ザ・リッツ・カールトン福岡を含む4つのホテルなど市内8会場を巡る連動企画も展開する。
地域の美術展への初出展を、複数会場をめぐる市内連動企画とあわせて打ち出すのは、文化的な意味合いだけでなく不動産的なシグナルでもある。福岡はここ数年、同フェアとホテル各社を軸に現代アート・デザインの街としての存在感を高めてきた。会期開始前から大丸の名前を市内8会場に露出させる今回の動きからは、単発の展覧会を開く百貨店としてではなく、その文化的な流れの一部として認知されようとする狙いがうかがえる。