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大丸松坂屋のVTuber事業「EchoVerse」、2期生がデビュー

大丸松坂屋のバーチャルタレント事業「EchoVerse」が今月、新たに2人のクリエイターをデビューさせる。日本酒のクラウドファンディングで所属クリエイターをつなぐ試みも始まり、百貨店が「コンテンツ」を収益源にする珍しい一手だ。

百貨店の上層階に設けられた小さな配信スタジオのイラスト。光る複数のモニターが並ぶデスクに向かうシルエットの人物の横に、箱入り商品の並ぶラックがある。
イラスト:floortok.com

J.フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は10月1日付の発表で、自社のバーチャルクリエイター事業「EchoVerse」が今月、2期生となる新クリエイターをデビューさせると明らかにした。イラストレーターという設定の「輝跡ひいろ」が10月4日に、映像作家という設定の「イザ・サラバ」が10月17日に、それぞれ初披露されるという。

デビューと同時に、EchoVerseの1期生で2025年9月にデビューした「花依よるは」の歌声を軸にした日本酒のクラウドファンディングも始動する。新たにデビューする2期生2人はこの日本酒のラベルデザインにも参加したといい、動画コンテンツだけでなく実在の商品を通じて所属クリエイター同士をつなぐ狙いがうかがえる。

百貨店がバーチャルタレント事業を自前で運営するのは、売場以外の収益を模索してきた流通業界のなかでも異色の取り組みだ。日本酒のクラウドファンディングは、クリエイターを視聴者集めにとどめず、実際の商品販売につなげようとする狙いを示している。