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大丸松坂屋、自社の支援プログラム「Ladder Project」で4人目の作家をACKに送り出す

大丸松坂屋百貨店は、自社の作家支援プログラム「Ladder Project」第4弾として、彫刻・パフォーマンス作家の迎英里子を国際的アートフェア「Art Collaboration Kyoto」で支援する。百貨店のギャラリー事業やVIP顧客向け事業に直結する取り組みだ。

国際会議場のギャラリー空間でスポットライトを浴びる大型の機械仕掛けの彫刻と、シルエットで描かれた観客を表したイラスト。
イラスト:floortok.com

大丸松坂屋百貨店は、国立京都国際会館で開かれる国際的アートフェア「Art Collaboration Kyoto」(ACK)において、作家・迎英里子氏の特別プログラムを支援すると発表した。同社が2023年10月に開始した若手作家支援プログラム「Ladder Project」の第4弾となる。

1990年生まれの迎氏は、2015年に京都市立芸術大学大学院彫刻専攻を修了した。食肉処理や石油採掘、国債の仕組みなど、目に見えない社会システムを等身大の機械に置き換え、自ら操作するパフォーマンス作品で知られる。同プログラムでは11月7日・8日・9日に展示を、11月7日にパフォーマンスを行い、11月6日は招待客・報道関係者限定のプレビューとなるという。

百貨店が現代アートフェアでの作家のパフォーマンスを資金面で支えるのは、小売業としては異例の支出に見える。しかし百貨店はこうした関係づくりを通じて、のちのギャラリー売上や富裕層向けの作品コミッションへとつなげてきた歴史がある。作品に値札がつく前の段階から作家を支援しておくことで、大丸松坂屋はその関係に先に手を伸ばしていることになる。