ダイソー公式キャラクター「だいぞう」初のコラボカフェ、東京・大阪で同時開催
大創産業(ダイソー)は、自社の公式キャラクター「だいぞう」にとって初となるコラボカフェを、食品ブランドではなく極楽湯グループの温泉カフェ「RAKU CAFE」と組んで実施する。10月22日から東京・池袋と大阪・心斎橋で同時開催。日本最大手の100円ショップが、自社IPを売場の外へ育てる姿勢を鮮明にした格好だ。

大創産業(ダイソー)は10月5日付の発表で、公式SNSやWebコミック、各種イベント、グッズ展開を通じて育ててきた公式キャラクター「だいぞう」にとって初となるコラボカフェ「『だいぞう』カフェ ~はっぴーぽかぽかぱらだいす~」を、東京・池袋と大阪・心斎橋の「RAKU CAFE」2店舗で10月22日から11月10日まで同時開催すると発表した。運営パートナーは温泉・スパ事業を展開する極楽湯グループの「RAKU CAFE」で、店内は「だいぞう温泉」をモチーフにした描き下ろしイラストなど、温泉・癒し一色でまとめる。
メニューはキャラクターをイメージしたドリンク・フードで、記念になるタンブラー付きドリンクやテイクアウトメニューも用意する。オリジナルグッズとしてトートバッグやキーホルダー、アクリルチャームなどを店頭のほか、カフェ初日からはダイソー自身のオンラインショップ「GK Store」でも販売する。事前予約の来店者には描き下ろしイラストのカードをランダムで進呈するほか、だいぞう本人が「店長」として各店2日間、週末に来店するイベントも実施する。利用は予約優先制(同社の発表による)。
注目すべきは組んだ相手だ。食品・飲料ブランドではなく、地域で固定客を抱える銭湯・温泉チェーンのカフェ業態を選んだことで、低コストにだいぞう単体の集客力を試す狙いがうかがえる。この結果次第で、だいぞうを一過性の施策にとどめるか、常設の軸として育てるかが見えてくるだろう。これまでパッケージやSNS上が主戦場だった100円ショップ大手の自社IPにとって、2都市・3週間という今回の規模は、売場の外へ出す最初の慎重な一歩と言える。