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阪神梅田本店、チャールズ・ファジーノの3Dポップアート展を最上階画廊で1週間限定開催

阪神梅田本店が8階の美術画廊で、チャールズ・ファジーノの3Dポップアート展を1週間限定で開催する。最高104万5千円の作品もあり、基幹催事の合間に非売場フロアへ客足を向かわせる、百貨店の小さな常套手段のひとつだ。

百貨店の最上階ギャラリーを描いたイラスト。きらめく重層的な3Dアート作品が鮮やかな色面で壁に並び、シルエットの来場者が覗き込むように見ている。頭上には柔らかいスポットライト。
イラスト:floortok.com

阪急阪神百貨店は、阪神梅田本店8階の美術画廊で、3Dポップアートの第一人者チャールズ・ファジーノの作品展を10月7日から13日まで(最終日は17時閉場)開催すると、10月6日付で発表した。同作家は米ニューヨーク出身で、50年にわたり独自の立体版画技法を追求し、ディズニーやユニバーサル・スタジオ、ワーナー・ブラザース、米大リーグともコラボレーションしてきた。会期中は作品4点を販売し、価格は24万2千円から104万5千円まで。104万5千円の「World for Us」やロサンゼルス・ドジャースをテーマにした作品も並ぶという。

同社によれば、作品は複数のパーツに分けて刷った版画をシリコンで一枚一枚手作業で貼り重ね、グリッターとスワロフスキー・クリスタルで仕上げることで奥行きと立体感を出すファジーノ独自の技法で作られている。

無料の最上階ギャラリー展示そのものの訴求力は大きくないが、地下の食品催事やファッション関連のセールといった、実際に数字を動かす大型催事の合間に、売場以外のフロアへ客足を向けさせるための、百貨店が常用する小さな仕掛けの一つだ。今月のカレンダー上で競合する催事がない1週間限定の開催は、秋のファッションフロアと場所を取り合わずに、既存顧客に高額なコレクターズアイテムを売る低コストな手段にもなっている。