阪神梅田本店、イラストレーター南ナナナの初個展「~ラズベリーの空~」を開催
阪急阪神百貨店は9月16日から22日まで、阪神梅田本店8階アートギャラリーでイラストレーター・南ナナナの初個展「~ラズベリーの空~」を開催する。セール期の合間に客足をつなぎとめる、百貨店の文化催事の典型例だ。

阪急阪神百貨店は9月16日から22日まで(最終日は17時閉場)、阪神梅田本店8階アートギャラリーでイラストレーター・南ナナナ氏の初個展「~ラズベリーの空~」を開催すると発表した。
同社によると、南ナナナ氏は2000年愛知県刈谷市生まれで、2022年に九州デザイナー学院を卒業。今展では、水彩・紙・パネルを用いた新作を中心に、星や渦巻きをモチーフにポップな作風で少女を描いた作品を展開し、ギャラリー側の紹介では「諦めない」ことをテーマにした作品群と位置づけられている。展示作品には新作「チョークの層」も含まれる。9月21日(祝日)には作家本人がギャラリーに来場する予定だが、変更の可能性があるとしている。
単独作家によるギャラリー展は、大規模改装やデザイナーとの協業に比べて百貨店側の負担が小さい一方、セール時期とは関係なく来店動機をつくり出し、大きなグッズ展開に踏み切る前に若手作家の集客力を見極める場としても機能する。同様の企画は今月、阪急阪神百貨店だけでなく、三越伊勢丹ホールディングス傘下の日本橋三越や、J.フロントリテイリング傘下の大丸神戸店でも、それぞれ別のイラストレーターによる個展という形で行われており、新人作家向けの自社ギャラリー企画が、系列の異なる百貨店グループに共通する打ち手になっていることがうかがえる。