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HUMAN MADE、自己最大規模の旗艦店「HUMAN MADE TOKYO」を原宿にオープン

HUMAN MADEが地元・原宿に自己最大規模の旗艦店「HUMAN MADE TOKYO」をオープンした。売場面積595平方メートル・3フロアで品揃えはほぼ倍増し、自社初のスニーカーラインとBTSのj-hopeとのコラボ新作も同時発売した。品薄戦略で知られる日本発ストリートウェアが、自国市場で「規模」の勝負に出た一手だ。

東京の大通り沿いに面した大きなガラス張りのストリートウェア店を描いた、力強く暖かみのあるイラスト。店頭ガラス越しに衣類のラックとスニーカーの棚が見え、壁面にはライオンのエンブレム風モチーフ。シルエットの買い物客が店内を見て回り、外を通り過ぎる人々の背後には明るい昼間の街の光。
イラスト:floortok.com

東京発のストリートウェアブランド HUMAN MADE は9月26日午前11時、原宿に自己最大規模となる新店舗「HUMAN MADE TOKYO」をオープンしたと発表した。

渋谷区神宮前6-25-10に構える3フロアの新店舗は、売場面積が約595平方メートル(約180坪)と、既存の標準店舗の約4倍の規模になる。取り扱いアイテム数も標準店舗の約1.8倍に拡大し、アパレルや雑貨に加え、スニーカーなど新カテゴリーも展開するという(同社の発表による)。

同社によると、店内には自社開発のモバイルオーダーシステムを導入し、商品に付いたQRコードを読み取ることでそのまま注文できる仕組みを取り入れた。明治通りに面した大きなガラスファサードからは、ストックヤードでの作業の様子が見える設計になっている。デザインには東京を象徴するというライオンのモチーフを採用し、什器にはコンテナ風のディスプレイ・収納什器を用いた。営業時間は平日11時〜19時、土日祝11時〜20時。

オープンにあわせ、HUMAN MADE初となるオリジナルスニーカーライン「DUCK KICK」を発売したほか、BTSのj-hopeとのコラボレーション第2弾「HUMAN HOPE SEASON 2」も発売したという(同社の発表による)。同社は今回の旗艦店を、「国内基盤の強化」「海外展開」「ブランドポートフォリオの拡大」という3本柱の戦略の一環と位置づけている。

郊外や路面のサテライト立地ではなく、原宿の目抜き通りに標準店の4倍規模の旗艦店を構えたことは、単なる売場(Place)の勝負にとどまらない。品揃えをほぼ倍増させ、自社初のスニーカーラインとK-POPアーティストとのコラボ商品を同時に投入したのは、商品(Product)でも仕掛けた動きだ。限定ドロップと品薄戦略で名を上げてきたブランドが、地元・原宿であえて「より多く売る」大型店に踏み切ったことは、行列だけでなく規模でも日本の顧客がついてくるかを試す賭けと言える。