伊勢丹新宿店「サロン ド パルファン」14回目、47ブランド集結 常設の香水フロアも計画
伊勢丹新宿店は14回目となる「サロン ド パルファン」を5日間、6階で47ブランド・1,000点超の規模で開催する。それ以上に注目すべきは、三越伊勢丹が来夏をめどに化粧品フロアの一部を常設の香水フロアへ改装する計画を示したことだ。

三越伊勢丹ホールディングスは9月29日付の発表で、伊勢丹新宿店本館6階のイベントスペースで、香水の祭典「サロン ド パルファン」の14回目を10月8日から12日まで開催すると明らかにした。47ブランド、1,000点を超える香りが集まり、M.I.カード会員向けの先行日を10月7日に設ける。
今回のテーマは「香りのシネマ」。ブランドの枠を越えて6ブランド・100点以上の香りを編集するコーナー「エディットゾーン」を設けるほか、香りの専門資格を持つスタッフが個別に相談に応じるという(三越伊勢丹発表)。トレンドコーナーでは、同社が「ネオ・グルマン」と呼ぶ香りの傾向を紹介し、ポップコーンを思わせる限定香も用意する。関連の販売スペースは、本館1階とメンズ館1階でも10月7日から13日まで展開する。同社は2027年夏をめどに、1・2階の化粧品フロアを常設の「フレグランスミュージアム」として改装する計画も明らかにした。
6階のイベントスペースを5日間、47ブランド・1,000点超という規模で香水1カテゴリーに割り当てるのは大きな投資であり、むしろ注目すべきは2027年夏に化粧品フロアの一部を常設の香水フロアへ改装するという計画の方だ。これが実現すれば、ニッチ・アーティザナル系の香水は年1回のイベントから常設売場へと位置づけが変わることになり、伊勢丹が香りを季節の集客企画ではなく、美容フロアの継続的な成長カテゴリーとみなしていることを示す、これまでで最も明確なシグナルといえる。