floortok

ジャーナル

·
ニュース

Jフロント、松坂屋名古屋店を核に名古屋・栄エリア一帯のクリスマス企画を主催

Jフロントリテイリングが、松坂屋名古屋店だけでなく名古屋PARCO、HAERAを含む栄エリア全体を巻き込む6週間のクリスマス企画の旗振り役となる。手作りオーナメントを交換する参加者数の記録更新を目指す企画も盛り込んだ、1店舗にとどまらない仕掛けだ。

ライトアップされたタワーのある夕暮れの都市広場と、ストリングライトの下に集うシルエットの人々を描いたイラスト。
イラスト:floortok.com

Jフロントリテイリングは、松坂屋名古屋店、名古屋PARCO、HAERAを核に、地元企業や文化施設、学校、名古屋市などと連携し、11月14日から12月25日まで名古屋・栄エリア一体で「SAKAE Christmas Memories 2026」を実施すると発表した。発表によれば、1店舗の催事ではなく、栄エリアの冬の定番行事として根付かせることを目指すという。

11月14日夜には久屋大通公園で開幕式を開催し、地元住民も参加して中部電力MIRAI TOWERを点灯する。企画の核となるのは12月19日に松坂屋名古屋店で行うオーナメント交換会で、主催者は参加人数の記録更新を目指すとしているが、認定団体は未定という。手作りのオーナメントは、自動車部品や靴の革材など愛知県内メーカーから提供されたアップサイクル素材で作り、名古屋造形大学の学生とともに11月28日から12月13日まで週末ワークショップを実施する。12月5・6・13・20・24日には、松坂屋名古屋店や中日ビル、ミライタワー周辺でストリートミュージックパレードも行う。

ポイントは規模だ。百貨店事業者が自店の売場だけでなく、エリア全体のストリートプログラムまで組み立てる姿勢は、どの百貨店・商業施設も似通ったイルミネーションとギフトフェアを展開するこの季節において、1店舗のブランドよりも地域全体のアイデンティティの方が集客力を持つという賭けだ。Jフロントにとっては今四半期2件目のエリア一体型の取り組みでもあり、大丸神戸店も11月上旬に旧外国人居留地エリアで同様の、より小規模な社会実験を共催している。