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「ジョー マローン ロンドン」、ワイルドウォッシュとの協業でペットケアに参入

「ジョー マローン ロンドン」が、英ペットケアブランド「ワイルドウォッシュ」と組んだドッグシャンプーを発表した。顔を務めるのは俳優トム・ハーディの愛犬のフレンチブルドッグ。エスティローダーの一角を担うプレステージブランドにとって、フレグランス売り場の外へ踏み出す小さな、しかし見逃せない一手だ。

フレグランスブティックの店内から小さなペットグルーミングコーナーへと続く温かみのあるイラスト。香水瓶の並ぶ棚のそばで、人影の人物がグルーミング台に向かっている。
イラスト:floortok.com

「ジョー マローン ロンドン」は9月1日、英ペットケアブランド「ワイルドウォッシュ」と共同開発したドッグシャンプーを発売したと発表した。285ミリリットル入りの「オレンジ&シダーウッド ドッグ シャンプー」は、オレンジとシダーウッドの天然由来精油を配合。ブランドの広告映像にも登場してきた、俳優トム・ハーディが飼うフレンチブルドッグ「ブルー」が顔を務める。

ボトルには4種の犬種のイラストがあしらわれており、オンライン購入では届くまでデザインが分からないサプライズ仕様、店頭購入では在庫がある限り好きな柄を選べるという。発表によると、商品は英国の公式サイトおよび同ブランドの店舗で販売される。日本での発売時期や価格については、今回の発表では明らかにされていない。

ドッグシャンプー単体の売上規模は小さいが、どのブランドがこれを手がけるかは意味を持つ。ジョー マローン ロンドンは奇をてらわない上質な香りでブランドを築いてきた。そのブランドの下でペットケア製品を出すことは、新しい客層を開拓するというより、すでにいる忠実で単価の高い顧客の生活の隣に自然に置ける商品を、既存の香りへの信頼をてこに広げる賭けと言える。