JRグループの駅売店6社、鉄道デザインの共同商品を全国一斉発売
JRグループ6社の駅売店が、初めて同一の鉄道デザイン商品を全国一斉に発売した。各社3車種ずつ、計18車両をデザインしたシールやグッズを北海道から九州まで店頭に並べる。国内屈指の客数を誇る駅売店という売場を使った、6社共同の施策だ。

JR東日本クロスステーションが10月1日付で発表したところによると、JR北海道フレッシュキヨスク、JR東日本クロスステーション、JR東海リテイリング・プラス、ジェイアール西日本デイリーサービスネット、四国キヨスク、JR九州リテールのJRグループ6社の駅売店各社は、10月6日から全国の店舗で共同の鉄道デザイン商品を一斉に発売した。
商品は大きく2系統で、シール「BONBON DROPシール」(550円)と、キーホルダーやマグネット、マフラータオル、クリアファイルなどからなる「JR GROUP TRAIN SERIES」。例えばシール入りウエハース菓子は1個250円(1箱7,500円)、アクリルキーホルダーは1個660円(1箱7,920円)。両シリーズを通じて描かれる車両は計18車種で、各社がそれぞれ3車種ずつを選定し、北海道から九州まで全国をカバーする。
今回の意義は、別会社として運営される6社の駅売店が、一つの商品企画・発売日に歩調を合わせた点にある。JRの駅売店・キヨスクは国内でも屈指の客数を誇る売場であり、全国同時展開によって各社は本来の営業エリアを超えた鉄道ファン層に一度にアプローチできる。
こうした全国共同企画が一回限りで終わるか、定例化するかが今後の焦点だ。小規模な駅売店会社6社が、キャンペーン単位とはいえ一つの全国チェーンのように振る舞える、低コストな仕組みでもある。