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フィールドノート

小樽の洋菓子店ルタオ、ららぽーと富士見に2週間のポップアップ

北海道発のチーズケーキ店が、埼玉のショッピングモールに2週間だけ出店する。アンカーテナントの入れ替えの合間にモール1階の鮮度を保つ、日常的なテナント入れ替えの一例だが、北海道以外での秋の贈答需要を試す低リスクな機会でもある。

ショッピングモールのアトリウムにあるチーズケーキのポップアップ店と列を作る買い物客のイラスト
イラスト:floortok.com

北海道のチーズケーキブランド「小樽洋菓子舗ルタオ」を展開するKCC株式会社(北海道千歳市)は、三井不動産のららぽーと富士見(埼玉県富士見市)で9月15日から28日までポップアップショップを開催すると発表した。会場はモール1階の「イルマルシェ」前で、営業時間は10時から20時。

看板商品である2層仕立ての「ドゥーブルフロマージュ」(12cm、2,376円)に加え、余市産の白ぶどうを使った季節限定「ナイアガラ・ドゥーブル」(2,484円)、数量限定の「北海道とうもろこしガレット」(5個入り1,728円)などを揃え、秋の手土産として打ち出す。

単体で見れば、2週間限定の小さな出来事にすぎない。しかし、こうした入れ替えの積み重ねこそが、郊外モールの食品フロアを飽きさせない仕組みでもある。北海道という「ご当地感」を武器にする店が、常設テナントよりはるかに低いコストで1階の一角を2週間埋め、次の入れ替えまでの間、ららぽーと富士見に再来店の理由を与える。