ルイ・ヴィトン、定番バッグ4型を秋向けトレンチベージュのスエードに衣替え
ルイ・ヴィトン ジャパンが、定番バッグ4型を秋向けにトレンチ風のベージュスエードへと衣替えした。フルコレクションの合間にラインナップの鮮度を保つ、コストを抑えた手法だ。

ルイ・ヴィトン ジャパンは8月31日、PR TIMESで配信したリリースで、秋の「バック・トゥ・スクール」ラインナップに、トレンチコートを思わせるベージュのスエードで仕上げた新作バッグ4型を追加すると発表した。対象となるのは定番シルエット4型で、価格は税込でオールインBBが48万1,800円、ポシェット・ミアが36万5,200円、スピーディ・バンドリエール25が46万8,600円、オールインワンPMが54万100円。
同社によれば、いずれもエンボス加工を施したスエードカーフレザーで仕上げられており、季節の変わり目に合わせてトレンチコートを連想させるベージュを採用したという。スピーディ・バンドリエール25はハンドバッグとショルダーバッグの2通りに使え、オールインBBには取り外し可能なポーチとブランドのパドロック、ネームタグが付属する。
今回の施策が物語るのは、新機軸というより勢いの維持だ。新しいシルエットを投入する代わりに、実績のある定番モデルに新色を加える手法は、フルコレクションの合間にラインナップの鮮度を保つ比較的低コストな方法であり、新シルエットの生産に踏み切ることなく季節の色展開を試す狙いもうかがえる。36万5,200円から54万100円という価格帯は、同社のバッグのラインナップの中でも比較的手が届きやすい層にあたり、日本の高級品消費の底堅さが最も試される価格帯でもある。
「バック・トゥ・スクール」という名称は、対象顧客を文字通り示すというより販促上のフックに近い。実際の価格は学生の予算をはるかに超えており、発売時期はむしろ日本の秋の贈答需要や衣替えの季節と重なる。