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三菱地所、バリ島初の大規模アウトレット開業 投資額145億円

三菱地所がバリ島初の大規模ラグジュアリーアウトレットを開業した。投資額約145億円、約130店舗規模で、地元パートナーとの合弁による東南アジアで3件目のアウトレット事業となる。

屋外型の南国アウトレットアーケードを斜めの構図で描いた近モノクロームの編集イラスト。頭上にヤシの木、シルエットの人物が並ぶ店舗の前を歩いている。
イラスト:floortok.com

三菱地所は7月31日、バリ島初となる大規模ラグジュアリーアウトレットモールを開業した。投資額約145億円、店舗数約130、スランガン島に位置し、東京の同社にとって東南アジアでは3件目のアウトレット事業となる。

同社の発表によると、「Sira Village Grand Outlet Bali」は敷地面積約47,000平方メートル、延床面積約52,000平方メートル。地元デベロッパーPT Bali Turtle Island Development(BTID)との50対50の合弁で保有し、2026年6月に竣工、7月31日に開業した。BTIDはクラクラ・バリ経済特区全体を手がける現地事業者だという。

同社はこれを、2023年12月にジャカルタ近郊カラワンで開業した「The Grand Outlet East Jakarta」、2019年8月にジャカルタで開業した「Central Village」に続く、東南アジアで3件目のアウトレットモールと位置づけている――いずれも現時点ではインドネシア国内の案件だ。

今回の枠組みは、三菱地所が国内でサイモン・プロパティ・グループと共同運営するプレミアム・アウトレットで採用してきた手法そのものだ。土地を押さえる現地パートナーと組み、開発・運営のノウハウを持ち込み、合弁形態でリスクを分散する。観光客数に比して高級ショッピングの受け皿が薄かったバリ島は、この型を試すにはうってつけの立地であり、トップメゾンとの関係構築に時間を要するより先に、中価格帯からミッドラグジュアリーの国際ブランドで客足を確かめる狙いも透ける。約130というテナント数を、地元客とインバウンド客の双方に響くブランド構成で埋め切れるかどうかは、開業時点ではまだ答えの出ていない問いだ。