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三井不動産、東京ミッドタウン日比谷のホールを刷新 こけら落としに平子雄一氏の個展

三井不動産は9月1日、東京ミッドタウン日比谷の旧BASE Qホールを「東京ミッドタウン日比谷ホール」として刷新オープンする。約1,200平方メートルの文化施設のこけら落としは、現代美術家・平子雄一氏の作品約300点を集めた有料展覧会だ。

ミニマルな展示ホールのイラスト。高い壁に抽象的な作品が掛けられ、数人のシルエットの来場者がいる、温かみのあるモノトーンの表現。
イラスト:floortok.com

三井不動産は7月22日付のリリースで、東京都千代田区有楽町1-1-2にある東京ミッドタウン日比谷の会議・イベントホール(旧BASE Q)を、9月1日に「東京ミッドタウン日比谷ホール」として改称・刷新オープンすると発表した。改装後の面積は約1,200平方メートルとしている。

こけら落としとなるのは会議ではなく展覧会だ。現代美術家・平子雄一氏の作品約300点を集めた有料展「HUMAN AND NATURE」を9月5日から10月18日まで開催する。リリースによると、当日券は一般2,200円、大学・専門学校生1,600円、中高生1,100円で、小学生以下は無料としている。

会議用ホールを美術館的な文化施設へと衣替えする今回の判断は、単なる企画替えというより「プレゼンテーション」戦略の一環と見るべきだろう。東京ミッドタウン日比谷はもともと映画・演劇・アートを集客の軸に据えた商業施設であり、約1,200平方メートルの専用展示スペースを持つことで、季節ごとの大型催事の合間にも来館理由を作り出せるようになる。企業イベントや販促目的ではなく、単独作家による大規模な有料展でこけら落としを飾ったことは、このホールを単なる「初テナント向けの空きスペース」ではなく、施設固有の文化的な目的地として位置づけたいという三井不動産の意図の表れとも読める。