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ニトリ、香港4店舗目を開業 繁華街ではなく駅直結モールに出店

ニトリの香港4店舗目は、観光客向けの繁華街ではなく、住宅地に隣接した駅直結モールに出店する。海外展開を支える、賃料を抑えた大型店の定石通りの一手だ。

香港郊外のショッピングモール内にある明るいホームグッズ売り場のイラスト。エスカレーター付近で家具や生活雑貨を眺める買い物客たち。
イラスト:floortok.com

ニトリホールディングスは7月17日、香港4店舗目となる新店を、荃湾(ツェンワン)の商業施設「如心廣場(Sino Plaza)」内にオープンしたと発表した。同社にとって世界1,084店舗目の出店となる。

新店は如心廣場二期の2階に位置し、売場面積は約390坪。MTR荃湾西駅に直結する立地で、隣接する住宅地からファミリー層を中心に幅広い来店を見込むという。次の香港出店に関する具体的な店舗数や時期は示されなかったが、同社は「暮らしの豊かさを世界の人々に提供する」という理念の実現に向け、今後も海外展開を進める方針を示した。

注目すべきはその出店パターンだ。ファッションやビューティー系の新規参入企業の多くが観光客向けの繁華街に旗艦店を構えるのに対し、ニトリは駅直結の郊外型モールを一店ずつ積み上げる形で香港の店舗網を築いている。売場面積と来店数がものを言う大型店ビジネスにとって、賃料を抑えつつ集客を確保できるこの手法は理にかなう。旗艦店の開業ほど話題を呼ばないが、着実に規模を広げられるのはこちらのやり方だ。