池袋PARCO、開業以来最大のリニューアルが完了—日本初のウルトラマン・スター ウォーズ両ストアが軸に
パルコは池袋PARCOで開業以来最大規模、約2,600坪に及ぶリニューアルを完了したと発表した。日本初の公式「ウルトラマンストア」「スター・ウォーズストア」を軸に、売場を倍増したオニツカタイガーやPOP MART新店を導入。若者向け商業施設ではアパレルに代わりキャラクターIPが集客の主役になりつつある。

パルコは、池袋PARCOの本店で開業以来最大規模となるリニューアルが完了したと発表した。改装面積は約2,600坪に及び、その多くをポップカルチャー系の物販にあて、日本初となる公式の「ウルトラマンストア」と「スター・ウォーズストア」に加え、売場を拡大した「オニツカタイガー」や新規出店の「POP MART」を導入した。
オープンは段階的に進む。同社によると、9月18日には「オニツカタイガー」が売場面積を従来の2倍に拡大してリニューアルオープンしたほか、「コラー」「ヒステリックグラマー」「ステュディオス」「コンズ」といった既存店舗も刷新した。10月1日には本館6階に「スター・ウォーズストア バイ ベネリック」が開業し、パルコは国内初の公式ショップと位置づけている。続く10月9日には本館地下2階に「ウルトラマンストア」がオープンし、こちらも同様に「日本初のオフィシャルショップ」と説明している。10月16日には「POP MART」を含む複数のファッション・ライフスタイル店舗が開業し、11月中旬まで新規出店が続く見込みだ。
フラッグシップ店の改装の目玉をアパレルブランドではなく二つのキャラクターIP専門店に据えたのは、立地戦略であると同時に品揃え戦略の一手でもある。パルコは、これまで集客力のある大型アパレルテナントが果たしてきた役割を、ウルトラマンやスター・ウォーズのファン層に期待していることになる。パルコにとってこれは初めての試みではない。渋谷PARCOでは任天堂の直営店「Nintendo TOKYO」を運営し、今年は広島PARCOにPOP MART初出店を誘致するなど、グループ全体でキャラクター物販を軸にした集客策を展開しており、池袋の今回のラインアップもその延長線上にある。若者向け商業施設が、隣接する百貨店フォーマットを模倣するのではなく、異なる土俵で競い合う構図が強まっている。