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プリンスホテル、宜野湾の公共ビーチの命名権を取得し「プリンス」を冠に

沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわんは、隣接する宜野湾市営「トロピカルビーチ」のネーミングライツを取得し、「プリンス ぎのわん トロピカルビーチ」に改称した。沖縄の海水浴シーズン本番を前にした動きだ。

ヤシの木とビーチパラソル、青緑色の海、遠くに見えるホテルの建物のシルエット、浜辺を歩く二人の人影を描いたイラスト。
イラスト:floortok.com

宜野湾市と沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわんは7月21日、市営のトロピカルビーチをめぐるネーミングライツ契約を締結したと、同ホテルが発表した。同ホテルは市が公募した命名権パートナーに提案書を提出し、選定された。同日、宜野湾市役所で佐喜眞淳市長と同ホテル総支配人の佐藤傑氏による調印式が行われた。ビーチの新愛称は「プリンス ぎのわん トロピカルビーチ」。契約期間や金額は公表されていない。

同ホテルは、市民や観光客に長年親しまれてきた「トロピカルビーチ」という名称そのものは残しつつ、「プリンス」を冠することで地域への関与を示す狙いがあると説明している。今後はホテルとビーチを一体の観光資源として発信するほか、地域と連携したイベントの開催、ビーチの魅力を生かした宿泊プランやアクティビティの展開を計画しているという。

ホテル運営会社が自治体施設の命名権を取得するのは珍しい部類の販促策で、スポーツ施設の命名権契約に近い発想と言える。発表時期も沖縄の海水浴シーズン本番と重なっており、ビーチに集まる人の流れを隣接するホテルへとつなげたい狙いがうかがえる。ただし成果が問われるのは改称そのものではなく、その後どのような宿泊プランやイベントを実際に打ち出せるかだ。名前を変えるだけなら容易だが、宜野湾の他のホテルではなくこのホテルを選ぶ理由を作るのは、そこから先の話になる。