RIZAP、chocoZAP拡大の一方で5期ぶりの四半期黒字に転換
RIZAPグループが5期ぶりの四半期黒字を達成した。売上高は減少する一方、chocoZAPの急速な出店拡大が利益を押し上げた。

RIZAPグループは8月14日に発表した2027年3月期第1四半期決算で、5期ぶりとなる四半期の最終黒字に転換した。売上高は減少したものの、無人型のコンビニエンスジム「chocoZAP」の出店ペースが引き続き速いペースで続いたことが背景にある。
4〜6月期の売上高は前年同期比7.5%減の369億1000万円、営業利益は同93.4%増の7億9000万円だったという。純利益は1億3500万円で、前年同期の59億4000万円の損失から黒字に転換した。四半期ベースでの最終黒字は5期ぶりとなる。
同社によると、chocoZAPの新規出店ペースは前年同期比2.6倍に達したという。chocoZAPは24時間営業・無人運営で月額料金を抑えたジムチェーンで、RIZAPが立ち上げて以来、日本のフィットネス市場で急速に広がってきた。従来の対面式パーソナルトレーニング事業が成熟する中、同社の成長を牽引する主力事業になっている。
減収と大幅増益が同時に起きている点は、より低コスト・高回転型のchocoZAP業態が、グループ内の他の高コスト事業に取って代わりつつあることを示唆する。ただし今回の発表では、売上高減少の要因となったセグメントの内訳は明らかにされていない。同社は通期の業績予想を据え置いたとしており、経営陣は今四半期の傾向が通期でも続くとみているとみられる。