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セブン&アイ、ポーランド最大手コンビニ「ジャプカ」への出資協議を打ち切り

セブン&アイ・ホールディングスが、欧州のコンビニエンスストア企業への出資協議入りを開示してからわずか8日で、その協議終了を発表した。買収防衛後の同社の海外投資に対する慎重姿勢を映す動きだ。

夜に輝く日本のコンビニエンスストアの店先と、背景にかすかに浮かぶ欧州の街並みの輪郭を描いた編集イラスト。
イラスト:floortok.com

セブン&アイ・ホールディングスは7月25日、欧州のコンビニエンスストア企業への出資について検討していた協議を、出資を実行しないまま終了したと自社のIR資料で開示した。

セブン&アイは7月17日、その8日前にこの出資協議入りを開示したばかりだった。ブルームバーグの報道によれば、対象はポーランド最大手のコンビニチェーンで約1万店舗を展開するジャプカ・グループだったとされる。セブン&アイ自身の開示ではいずれの発表でも企業名は明らかにされていない。

セブン&アイは昨年、アリマンタシォン・クシュタールによる買収提案を退けて以降、中核である北米・日本のコンビニ事業以外への資本投下に一段と慎重になっている。協議開示からわずか8日で不成立となった今回の展開も、その流れに沿うものだ。提示された条件が、以前より高くなったとみられる同社の基準をクリアできなかった可能性がある。もっとも、これが資本規律を強めた結果なのか、単に相手先の希望価格が折り合わなかっただけなのかは分からない。セブン&アイ自身の開示に理由の説明はなく、憶測は禁物だ。