高島屋京都店の「Wai!Wai!ワイン!」、20本限定の国産ワインと体験型の味覚マッチングを用意
高島屋京都店7階で開く1週間限定のワインイベントは、極少量生産の国産ワインと今春開業のイタリアンレストランを、アプリ不要の味覚マッチングツールと組み合わせる。専門店やネット通販に対抗するための、百貨店の催事場らしい集客策だ。

高島屋は京都店7階の催事場で「Wai!Wai!ワイン!…and more」を11月17日から23日まで開催すると発表した。国産・輸入ワインのラインアップに、今年3月に京都府城陽市で開業したイタリアンレストラン「OSTERIA LO STUZZICHINO」のイートインメニューを組み合わせる。
目を引くのは本数を一桁から十数本に絞った国産ワイン2種だ。山梨県韮崎産のブドウを使い、9月と10月の収穫をブレンドした「京都ワイナリー」の甲州白(2025年、20本限定、2,600円)と、「ドメーヌ・ボー」の赤(2023年、12本限定、3,300円)。「プレミアムワインバー」では3種のシャンパンを飲み比べるセットや、日替わりの一杯売りも用意する。
さらに今回、TasteDatabank社が開発した味覚マッチングツール「TasteMap」が初めて導入される。約8,000種のワイン分析をもとに構築されたもので、会場で基準となるワインを試飲し、酸味や質感などの印象をリンク先のウェブアプリ(ダウンロード不要)に入力すると、好みに合うワインを提案してもらえる。
7日間の催事場という場だけでは大きな売上規模にはならないが、地元密着のレストラン起用、他では扱えないほどの少量生産ワイン、そして一般の酒販店にはできないデータ化された味覚マッチングという組み合わせは、専門店やネット通販に流れがちな層を明確に意識したものだ。