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天王寺ミオ、この秋5店舗が新規オープン 化粧品ブランド「トゥヴェール」が全国初出店

JR天王寺駅直結の商業施設・天王寺ミオが、8月下旬から9月中旬にかけて5店舗を新規オープンする。大阪発のスキンケアブランド「トゥヴェール」の全国初出店を含み、駅ビル各社がテナントの独占性で競う典型例といえる。

駅直結の商業施設の通路で、新規オープンした店舗の前を行き交う買い物客のイラスト
イラスト:floortok.com

JR天王寺駅に直結する商業施設・天王寺ミオが、この秋5店舗を新規開業する。運営するJR西日本SC開発の公式サイトの新規出店情報でわかった。目玉となるのは、高濃度美容液を軸とする大阪発のスキンケアブランド「トゥヴェール」で、公式サイトは同ブランドにとって全国初となる直営店だとしている。プラザ館2階に9月4日オープンする。

残る4店舗は飲食・靴・雑貨にまたがる。まず8月21日、ネパール・インド・タイ・ベトナム料理を織り交ぜたアジアンダイニング&カフェ「わのわ」が本館11階にオープンする。続いて9月1日、婦人靴の「パンジー」がプラザ館3階に、トゥヴェールと同じ9月4日には、天王寺・阿倍野エリア初出店とされる雑貨・アクセサリーの「MUK」が本館4階に開業する。締めくくりとなる9月16日には、蒸し野菜とハーブティーを軸にした「ムシベジプラスカフェ」が本館11階にオープンし、こちらもエリア初出店とされている。

5店舗はいずれも単体としては小型の出店だが、まとめて見ると、駅ビルが売り場面積の大きさではなく、扱うブランドの独占性で競っている様子が浮かび上がる。天王寺ミオは、同じ通勤客・買い物客を奪い合うJR系・鉄道系の商業施設が集積する大阪で、激しい競争にさらされている。全国初、あるいはエリア初の出店を誘致することは、売り場を拡張するよりも低コストで「わざわざ足を運ぶ理由」を生み出す一手であり、小売の4P論で言えば店舗拡大というより商品の独自性に近いテナント戦略といえる。