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ユニクロ国内既存店売上、7月は4.3%増に反発 猛暑で夏物需要が回復

ファーストリテイリングによると、ユニクロ国内の既存店売上高は6月の大幅減から7月には4.3%増へと反転した。来店客数はやや減ったものの、猛暑の継続で夏物需要が回復した。

日差しの差し込むアパレル店のウィンドウディスプレイ、木製テーブルに畳んで積まれた夏物衣料のイラスト
イラスト:floortok.com

ファーストリテイリングが公表した月次売上速報によると、ユニクロの国内直営店(オンライン込み)の既存店売上高は7月、前年同月比4.3%増となった。6月は逆に低温が続いて夏物需要が冷え込み、既存店売上高は前年比で約14%減少していたが、7月は一転して増収に転じた。

オンライン込みの直営店合計(新規出店分を含む、より広い指標)の売上高は前年同月比5.0%増だったという。既存店では客単価が4.5%上昇した一方、来店客数は0.2%減少した。同社は、新商品の販売好調に加え、月半ば以降の猛暑継続で夏物商品の売れ行きが伸びたことが増収の要因だとしている。なお、速報には期間中の店舗数として、ユニクロが1店出店、3店閉店したとの記載もある。

6月の2桁減から7月の増収への急反転は、ユニクロの品ぞろえというより気候そのものを映した結果と見るべきだろう。今期の既存店売上高は、好調だった春先から6月の落ち込み、猛暑による7月の反発へと、店頭施策の変化以上に気温の動きに連動して振れてきた。この夏の需要のどこまでが「失われた」のではなく単に「先送りされた」ものなのかは、今後を占ううえで重要な論点だ。7月も客単価が客数の伸びを上回ったことを踏まえれば、8月に気温が落ち着いた場合にこの振れ幅が逆方向に働くかどうかも注目される。

ユニクロ国内 既存店売上高(前年同月比)

前年同月比(%)

2026年3月2026年7月
ファーストリテイリング 月次売上速報 · 作図:floortok