ゲオホールディングス「2nd STREET」、香港島初出店 海外リユース事業を拡大
ゲオホールディングスは香港で6店舗目、そして香港島では初となる店舗を銅鑼湾(コーズウェイベイ)に開業した。日本発のリユース業態をアジア屈指の高家賃エリアに投入する一方、同社は東京・銀座に新たなラグジュアリーリユース旗艦店を開くなど、国内でも再投資を進めている。

セカンドストリートを運営する株式会社ゲオホールディングスは9月18日、香港島初となる店舗を銅鑼湾(コーズウェイベイ)のウィンザーハウスに開業したと発表した。
「2nd STREET WINDSOR皇室堡」と名付けられた新店は、MTR銅鑼湾駅から徒歩約2分に位置し、売場面積は約205坪(約680平方メートル)と香港の2nd STREET店舗で最大という(同社発表)。ラグジュアリーからカジュアルまでの衣料品、バッグ、靴、アクセサリーなど約1万点の中古品を取り扱う。香港では6店舗目にあたり、これまでの5店舗は九龍や新界に集中していたため、今回が香港島への初進出となる。
今回の出店は、同社の海外事業拡大の一環でもある。ゲオホールディングスによると、国内950店舗超に加え、海外6カ国で100店舗超を展開しており、2025年4月には国内外合計で1000店舗を突破した。同社はリユース業界における「世界No.1」を目指すとしているが、これはあくまで自社目標であり、第三者機関による評価ではない。
アジア屈指の高家賃エリアに日本発の中古品業態を投入するのは、単なる成長戦略以上に「立地」への賭けでもある。銅鑼湾の家賃水準に見合うだけの売上と客単価を確保できるかが鍵となるが、ラグジュアリーリユースはまさにそれを実現しうる商材だ。この香港展開は、国内での再投資とも軌を一にしている。floortokは今月、セカンドストリートが銀座に新設したラグジュアリーリユース旗艦店を既報しているが、これは円建てでも香港ドル建てでも、同じ高付加価値のリユース需要を同時に追いかけようとするゲオホールディングスの姿勢を示している。