イオン、仕分けから積み付けまで一貫自動化する初の物流拠点を埼玉で稼働
イオンが埼玉県川口市の物流拠点で、仕分けから積み付けまでの一連の工程を同社で初めて自動化し、本格稼働させた。ロボティクス企業Mujinと組んだこの省力化投資は、やがて国内最大級のスーパー網の棚の費用や品ぞろえにも波及していく。

イオン株式会社は10月29日、埼玉県川口市の物流拠点「イオン川口東XD」を本格稼働させたと発表した。仕分けから積み付けまでの一連の工程をイオンで初めて自動化した施設だという。
同センターは、イオングローバルSCM株式会社とロボティクス企業の株式会社Mujinとともに構築した。両社とは2023年10月に発表した協業関係を土台にしているという。イオンは川口東XDを、物流網の再構築を進める中での「次世代型自動化モデルセンター」と位置づけている。
Mujinとの協業発表からこの初の一貫自動化施設の稼働まで3年を要した事実は、ロボティクス提携の発表と、それを倉庫の現場に落とし込むまでの統合作業にどれほどの時間がかかるかを物語る。イオンは売上高で国内最大級の小売グループであり、川口東XDで通用する省力化モデルは、買い物客がトラックの積み込み主体に気づくよりずっと前に、全国のスーパーの棚の費用や品ぞろえへとやがて波及していくたぐいの変化だ。