イオンモール津田沼South、全区画開業へ——シネコンが小売フロアに取って代わる
千葉のイオンモール津田沼Southは、7月10日に7階へイオンシネマが開業したことで今夏、全区画が開業する。同フロアには今夏中にスヌーピーの屋内アトラクションも続く見込みだ。駅前の地上8階建ての建物を、商業ではなく娯楽施設で埋めた形である。

千葉県の津田沼駅前に立つ地上8階建ての「イオンモール津田沼South」は、7月10日に7階へイオンシネマが開業したことで、この夏に全区画が開業する。イオンリテールによると、延床面積は約35,292平方メートル、テナント面積は約20,100平方メートル、駐車場は536台分。
同社の発表によれば、同じ7階には屋内アトラクション「SNOOPY Playful PARK」が今夏中に開業予定だが、具体的な日程は明らかにされていない。イオンリテールはまた、7月17日から8月31日にかけて「津田沼夜城」と題した夏季イベントを館内で実施すると発表。ステージパフォーマンスや縁日ゲーム、最大2,000円分のイオンギフトカードが当たる抽選会などを行うという。
この物件の所有者が京成電鉄である点が示唆的だ。かつて郊外商業の核だった駅前物件が、追加の売場ではなくシネコン、そして間もなく開業するライセンスキャラクターのファミリー向けアトラクションで埋め尽くされようとしている。売上密度よりも土地活用そのものが制約となる場合に、イオンが打ち出せる答えの一つだ。地元客の反復来店を前提とするこの業態にとって、家族が月に一度でも足を運ぶ理由になる娯楽施設は、この規模のフロアにアパレルテナントを一つ追加するよりも集客に効く。