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イオン、三重県の閉店GMS跡地に新業態モール「そよら津桜橋」開業へ

イオンが三重県で来月、閉店した総合スーパー跡地に新業態の近隣型モールを開業する。単独の大型店に代わり、コンパクトな核店舗と専門店の顔ぶれで勝負する構えだ。

昼下がりの低層近隣型商業施設を描いたフラットベクターイラスト。開放的な広場を囲む建物2棟、芝生の遊び場、ベビーカーを押す家族連れと自転車の人影が広場を横切る。
イラスト:floortok.com

イオンリテールは9月11日、三重県津市に新業態の近隣型商業施設「そよら津桜橋」を開業する。同社が2024年に閉店した総合スーパー(GMS)の跡地に建設したもので、イオン自身の発表による。

敷地面積は約4万920平方メートル、売場面積は約1万2973平方メートルで、イオン自らが運営する「イオンスタイル」(約3675平方メートル)と、専門店19店(約9298平方メートル)で構成されるという。施設は2階建ての建物2棟からなり、駐車場は約880台分、駐輪場は約400台分を備える。

同社が三重県内で「そよら」業態を出すのはこれで2施設目となる。今回の施設は、同じ場所にあった総合スーパー「イオン津ショッピングセンター」(2024年閉店)の跡地を活用したもので、子ども向けの芝生広場や約60席の飲食スペースも新設する。津駅周辺の住民や通勤・通学客が日常的に使える拠点と位置づけているという(イオンの発表による)。

この動きは、今年の日本の商業施設をめぐる一つの流れに重なる。老朽化し規模を持て余した総合スーパーを閉め、同じ土地により小規模でテナント構成主導の商業施設を開業し直す、という流れだ。食品・衣料品・生活雑貨のすべてを一つの店舗で担っていたGMSに対し、そよら津桜橋はコンパクトなイオンスタイルと19の専門店にその役割を分散させる。時代に合わなくなった大型店を無理に埋め直すより、この構成の方が同じ立地からより高いリターンを得られるという判断だ。