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アルペン、大阪・梅田に関西初の旗艦店「Alpen OSAKA」——8月7日開業

スポーツ用品専門店のアルペンは8月7日、大阪・梅田に関西初の旗艦店「Alpen OSAKA」を開業すると発表した。棚に頼らず本物のコートやピッチで構成する6フロアの店舗で、オンライン購入では得られない体験型の売場づくりを狙う。

ランニングトラック、クライミングウォール、人工芝のピッチを思わせる各フロアを重ねた、多層のスポーツ用品旗艦店の断面イラスト。
イラスト:floortok.com

名古屋に本社を置くスポーツ用品専門店のアルペンは、8月7日に「Alpen OSAKA」を開業すると発表した。同社にとって関西地区では初となる旗艦店となる。店舗は大阪・梅田の茶屋町にあるヤンマーフライングYビルの地下2階から地上4階までの6フロアを占め、営業時間は10時から21時まで。

同社によると、フロア構成はカテゴリーではなく競技種目ごとに分かれる。地下2フロアはゴルフクラブが中心で、中古クラブ売場やゴルフシューズ・バッグも扱う。1階はランニング・スポーツシューズ、2階はカジュアルウェアとバスケットボール、バレーボール、水泳、フィットネス用品、3階はサッカー、野球、テニス、バドミントン、卓球、最上階の4階はアウトドアウェアやバッグ、トレッキング用品を揃える。

アルペンによれば、店内にはプロの試合で使われるのと同じ素材のコートやピッチを設け、棚を眺めるだけでなく実際に競技をするのに近い買い物体験を提供するという。同社はこれを「関西最大のスポーツカルチャー拠点」と位置付ける。

値引きではなく、プレゼンテーションと商品構成の両輪で勝負する店づくりだ。実際のコートでラケットを試し、トラックでシューズを試着できる体験は、どれだけ安くしてもオンラインの競合が提供できないものだ。郊外・ロードサイド型の店舗網を主体としてきたアルペンにとっても、これは小手調べではない。直近本決算の売上高は2686億円、営業利益は104億円、資本金は151億円——未知の市場に6フロアを投じられる規模の裏付けがある。

梅田は難波と並ぶ大阪の二大商業拠点の一つで、百貨店や専門店チェーンがひしめき合い、同じ人流を奪い合う激戦区でもある。体験型の売場がオンライン購入に流れていた客を呼び戻すのか、それとも過密な商業集積にスポーツ売場が一つ増えるだけに終わるのか。8月の開業が、その答えの入り口となる。