アルマーニ、エンポリオ アルマーニとアクセサリー部門のクリエイティブディレクターにダリオ・ヴィターレ氏を起用 ファミリー以外から初の起用
ジョルジオ アルマーニ グループは、エンポリオ アルマーニとアクセサリー部門「ジョルジオ アルマーニ アクセサリーズ」のクリエイティブディレクターに、創業家以外から初めてダリオ・ヴィターレ氏を起用した。銀座タワーの旗艦店や百貨店の取扱いなど、日本の売場に何が届くかを決める権限が、レストラン事業やレジデンス事業が国内で広がりを見せる中、初めて創業家以外の人物に渡ったことになる。

ジョルジオ アルマーニ グループは9月16日付の発表で、エンポリオ アルマーニおよびアクセサリー部門「ジョルジオ アルマーニ アクセサリーズ」のクリエイティブディレクターにダリオ・ヴィターレ氏を即日付で起用したと明らかにした。いずれの役職も創業家以外の人物が就くのは今回が初めてという。
エンポリオ アルマーニとジョルジオ アルマーニという二つの役割を担うことを光栄に思うとともに、シルヴァーナとレオが私を迎え入れてくれたことに深く感謝している。
発表によると、デザイン部門を率いるシルヴァーナ・アルマーニ氏とレオ・デロルコ氏、最高経営責任者のジュゼッペ・マルソッチ氏もそれぞれ今回の起用についてコメントした。同社はヴィターレ氏についてファッション業界での豊富な経験を持つと説明しているが、具体的な前職については明らかにしていない。
エンポリオ アルマーニのメインラインと、ジョルジオ アルマーニのアクセサリー事業は、グループの中でも日本での展開が特に広いラインだ。銀座タワーの旗艦店から全国の百貨店の取扱いまでを含むこれらの売場は、今回の起用により、ブランドの歴史上初めて創業家以外の一人のデザイナーが方向性を決めることになる。この変化は、アルマーニの日本での展開が他の面でも広がる中で起きている。floortokは今月、同グループのレストラン事業が岩手で新たな東北の食の企画を展開したことや、アルマーニ/カーザが家具を手がける京都のレジデンス計画も既報している。創業家ではなくヴィターレ氏が来シーズン、日本の売場に何を送り込むかこそが、今回の刷新がどこまで及ぶかを見極める材料となる。