アスリーヌ、阪急うめだ本店に初出店
「文化こそラグジュアリー」を掲げるパリ発の出版メゾン、アスリーヌが8月19日、阪急うめだ本店に初出店する。アパレルや皮革製品メゾンのための海外ラグジュアリー区画に、書籍を売るメゾンがどこまで馴染むかが問われる。

阪急阪神百貨店は、パリ発の「カルチャー・ラグジュアリー」出版メゾン、アスリーヌの阪急うめだ本店ブティックを8月19日に開業すると発表した。出店場所は6階、海外ラグジュアリーブランドが集まる「HANKYU LUXURY」区画で、阪急うめだ本店では初出店となる。
同社によると、店舗にはアスリーヌの主力商品が並ぶ。ファッション、アート、デザイン、旅、グルメなどを扱う「Ultimate」「Legends」「Classics」「Hospitality」「Icons」の5コレクションを中心に2,000点を超える書籍を展開するほか、ホームフレグランスやブックスタンド、ブックエンドといったライブラリー・アクセサリーも取り扱う。アスリーヌは1994年、プロスパー&マルティーヌ・アスリーヌ夫妻がパリで創業。書籍そのものだけでなく、それを取り巻くオブジェをラグジュアリー商材として位置づけてきたブランドだ。
うめだ本店の開業に合わせ、アーティスティックなブックエンド「ライブラリー コレクション」を店舗限定・新作として投入するという。
注目すべきは商品そのものより、その置き場所だ。百貨店では従来、アート・ライフスタイル系の出版ブランドはギフトや文具コーナーに収まることが多かった。海外アパレルや皮革製品メゾンのためのフロアにアスリーヌを据えたことは、同ブランドをギフト雑貨としてではなく、独立したラグジュアリーメゾンとして扱いたいという阪急の意図の表れと読める。バッグ同様の価格帯と売り場演出で書籍が同じ客層を惹きつけられるかどうかが、この賭けの行方を左右する。