ビームス、「ピンクリボンキャンペーン」継続10年 全国121店舗で展開
ビームスは「ピンクリボンキャンペーン」の継続10年目を迎え、全国121店舗・352室のフィッティングルームに乳がんセルフチェックの案内を設置する。季節限定の掲示にとどまらず、売場そのものに根付いた取り組みとなっている。

ビームスは10月1日付の発表で、乳がん啓発キャンペーン「ピンクリボンキャンペーン」を継続10年目として、全国121店舗で10月31日まで実施すると明らかにした。
今年は売場そのものに啓発の仕掛けを組み込む。フィッティングルームがある121店舗のうち(フィッティングルームのない店舗、メンズ専門店を除く)、352室に乳がんのセルフチェックを呼びかけるサイネージを設置する。新丸の内・恵比寿・天王寺・札幌の旗艦4店舗では、イラストレーター・わじまやさほ氏によるキャンペーンビジュアルを10月30日まで店頭ウィンドウに展開する。あわせて、ワコールのフェムケアブランド「YOJOY」の「インバスボディセラム」(0.8mL)のサンプルを、セルフチェックを促す案内カードとともに配布する。キャンペーンコピーは「知る、想う、続ける。Wear. Care. Repeat.」。
10年連続での継続は、季節限定の販促というより、ビームスが自社の売場をどう使うかという定番施策に近づいていることを示す。衣服を試着する際に一人になり、肌を露出するフィッティングルームは、セルフチェックを呼びかける場として理にかなった選択であり、化粧品カウンターではなく下着メーカー発のフェムケアブランドと組んだことで、商品販売よりも体への意識づけに軸足を置いたメッセージになっている。