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ビームス創業50周年、国立代々木競技場でフェス「BEAMS PARK」開催へ

1976年の原宿創業から50周年を迎えるビームスが、2027年2月6日に国立代々木競技場でスタジアム規模の無料フェス「BEAMS PARK」を開催する。渋谷区が入場無料エリアを後援する大型企画で、自社店舗の枠を超えた規模感を物語る。

体育館の広い屋内空間を見渡すフラットベクターの編集イラスト。公園を散策するように歩く匿名のシルエットの人々と、頭上の幾何学的な装飾、小さな金色のアクセント。読める文字やロゴはない。
イラスト:floortok.com

株式会社ビームスは10月16日付の発表で、1976年の創業から50周年を迎えるのを記念し、2027年2月6日(土)に国立代々木競技場 第一体育館・第二体育館およびその周辺エリア(東京都渋谷区)で、1日限りのフェスティバル「BEAMS 50th ANNIVERSARY FES.『BEAMS PARK』」を開催すると明らかにした。

発表によれば、会場を「公園」のように回遊しながら、ビームスが50年の歴史の中で関わってきたファッション、音楽、スポーツ、食といった文化を一堂に体験できる構成で、来場者はあらかじめ決められたプログラムではなく、自分なりの過ごし方を選べるという。50周年イヤーの集大成であると同時に、次の時代へのプレビューでもあると位置づけているが、その具体的な内容には触れていない。主催はビームス50周年実行委員会(株式会社ビームス)、企画・制作は株式会社ビームスクリエイティブが担う。

入場無料エリアについては渋谷区が後援するとしているが、具体的な関与の内容までは明らかにしていない。全プログラムの詳細は10月30日正午ごろに発表予定で、時期は変更の可能性があるとしている。

ビームスは1976年、原宿で約6.5坪(約21.5平方メートル)の小さな店舗「アメリカンライフショップ・ビームス」として創業した。アメリカ西海岸の学生文化に着想を得たセレクトショップだったという。

自社店舗ではなく国立競技場を記念イベントの舞台に選んだこと自体が、規模の変化を物語る。約21平方メートルの原宿の一軒から始まった会社が、区という自治体をパートナーに迎え、公共の場で一般向けフェスティバルを開けるだけの規模に育ったということだ。他社ブランドを編集・提案することを本業とするセレクトショップにとって、発表文が掲げる『ビームスが好きなことすべて』という打ち出し方は、単一のコレクション発表よりも、50年間で築いてきた文化の幅広さを前面に出す形といえる。

2月の開催が一度限りの誕生日イベントで終わるのか、恒例のブランド発信の場として続くのかは今後の注目点だ。10月30日に発表される詳細なプログラムが、ビームスが一つの場にどこまで詰め込むつもりかを示す最初の手がかりになる。