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ビームス、創業50周年のウィメンズキャンペーン 1.1万円購入で記念ノベルティ

百貨店や商業施設のウィメンズ売場を担うビームスが、創業50周年の新ブランドムービーに合わせ、購入額に応じたノベルティ配布と東京都心2カ所での交通広告を展開する。来店促進策だ。

東京の駅構内で大きな広告パネルの前に立ち止まる買い物客のシルエットと、近くの店のウィンドウに見えるギフトを描いたイラスト
イラスト:floortok.com

ビームスは10月8日、ウィメンズレーベルの新ブランドムービーを公開したと発表した。1976年に原宿の1店舗から始まった創業50周年にあわせ、「まるごと愛してゆく。」という新メッセージを掲げる。

ムービーは、若い頃から友人である30代の女性3人を描く。コーヒーの勉強のためメルボルンへ渡り、将来の自分のカフェ開業を目指すRIKO、第一子を育てるSAYA、広告代理店でキャリアを積むKAEDE。物語はRIKOの送別会からの帰り道に始まる。配役は山本奈依瑠、三村あかり、新井まなか。スタイリストは杉本尚子、ウィメンズのクリエイティブディレクターは永塚梨紗が務めたという。楽曲は、つんく♂作詞・作曲によるモーニング娘。の2000年のシングル「I WISH」を柴田聡子の歌唱で新たにアレンジした。

ムービーは店頭のほか、公式Instagramや「BEAMS テレビ」のYouTubeチャンネルで、ロングバージョン・30秒・15秒の各尺を公開し、特設サイトも設けた。さらに11月2日から表参道駅、11月9日から新宿三丁目駅で交通広告を展開する。いずれもビームスが原宿・新宿に売場を構えるエリアの駅だ。

購買を直接促す施策も組み込んだ。10月8日から、店頭でビームスのウィメンズレーベル商品を税込1万1000円以上購入した客に、オリジナルティーバッグを配布する。一部店舗は対象外だという。

今回の施策は、名古屋駅店の刷新や東京ゲームショウとのコラボ、新宿でのレーベル横断ポップアップなど、floortokがこれまで取り上げてきたビームス50周年イヤーの一連の動きに連なる。それらが売場や商品構成に手を加える施策だったのに対し、今回はマーケティング施策だ。周年メッセージを伝える映像、客単価を引き上げる購入額のしきい値、そして11月の来店を促す駅の交通広告という組み合わせになっている。

焦点は、1万1000円というしきい値がキャンペーン期間中の客単価を実際に押し上げるかどうか、そして表参道・新宿三丁目の交通広告が、周年イヤーの締めくくりにビームスが成果として示せるだけの来店につながるかどうかだ。