ビームス、名古屋駅店を大型複合店として刷新—創業50周年の施策と重なる
ビームスは9年間続いた名古屋駅店を、メンズ・レディース・オーダーラインを揃えた大型フォーマットに刷新する。創業50周年イヤー最大級の販促施策が始まったばかりのタイミングでのオープンとなる。

ビームスは9月4日、名古屋駅・タカシマヤゲートタワーモール3階に「ビームス 名古屋駅」を新規オープンすると発表した。同じ場所で2017年から営業してきた「ビームス ハウス 名古屋」の後継店で、旧店舗は大人向けに絞った品揃えだったという。
新店舗は取扱いブランドを大幅に拡充する。中核のビームスに加え、メンズ向けにビームス プラス、ビームス エフ、ブリラ・ペル・イル・グスト、ビル・ウォール・レザー、レディース向けにレイ ビームス、デミルクス ビームスを揃え、オーダースーツを扱うカスタムテーラー ビームスのカウンターも設ける(同社の発表による)。同社はこれを、カジュアルとフォーマル、メンズとレディース、雑貨までを一つの売場にまとめた「複合型」店舗と位置づけている。
オープンは、ビームスが9月1日に始めた創業50周年キャンペーン「ビームス ハッピーデー」の開始から3日後にあたる(ビームスは1976年に原宿で創業し、現在は日本とアジアで約165店舗を展開する)。同キャンペーンは10月31日まで、ビームスおよびピルグリム サーフ+サプライの全国約150店舗を対象に実施。デジタルスタンプラリーを軸に、3店舗以上でスタンプを集め、かつ8,000円以上購入した客を対象に、社長選定コレクションや10万円分のギフトカード、淡路島の宿泊施設「ビームス バイ ザ ビーチ」での宿泊、50周年記念限定商品などが当たる抽選を実施する。
駅ナカ店舗の刷新を周年キャンペーンの時期に重ねるのは、商品構成だけでなく立地と販促の両面での一手だ。名古屋駅は東京・大阪に次ぐ規模の主要ターミナルであり、約10年近く手薄な品揃えで営業してきたこの地で売場を広げ品揃えを充実させることは、スタンプラリー施策の集客をテコ入れする旗艦的な拠点を用意することにもなる。