群馬の靴メーカー、クラウドファンディング発の「グラビングシューズ」が初の百貨店売場へ
独自の「グラビング理論」をもとにクラウドファンディングで1500万円超を集めた群馬の靴メーカーBMZが、「グラビングシューズ ROOTS」を初めて百貨店の売場に展開する。10月26日から横浜髙島屋5階のスポーツ・ゴルフ用品売場で販売を始める。

群馬県みなかみ町の靴メーカー、BMZは、独自開発の「グラビングシューズ ROOTS」を初めて百貨店の売場で販売すると発表した。10月26日から横浜髙島屋5階のスポーツ・ゴルフ用品売場で取り扱う。ニットアッパーを採用した同製品は税込13,200円で、カラーは全6色、サイズは21.0〜29.5cmをそろえる。
ROOTSは、足指で地面を「つかむ」ことを目指す同社独自の「グラビング理論」と、長年の足機能研究に基づく特許技術を活用しているという。通常の店舗展開を経ずクラウドファンディングで製品化されたのも特徴で、2026年7月に実施した「グラビングシューズ」プロジェクトでは支援総額が1500万円を超えたとBMZは説明する。横浜髙島屋の売場では18時まで販売スタッフが商品説明にあたり、標準インソールと、立方骨からアーチを支える設計というカーボンインソールを履き比べられるようにする。
特許技術によるフィット感を売りにする靴は、オンラインの商品ページだけでは伝わりにくい。実店舗を持たない地方の未上場メーカーが、チェーン展開や自社店舗の前にまず百貨店の一売場で需要を確かめるのは、その典型的な手法といえる。ROOTSが次にどこへ広がるかは、この横浜の一角での反応にかかっている。