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ショーメ、関西最大の旗艦店を大阪・心斎橋にオープン

9月12日に大阪・心斎橋にオープンするショーメの関西最大の旗艦店は、藤の花の漆喰装飾や金箔の大阪城意匠など、日本の工芸を随所に組み込んだ内装で構成される。

大阪の高級ジュエリー店内を描いたエディトリアルイラスト。1階には洋白製ティアラを思わせる壁面装飾、奥の扉越しに金箔の城をモチーフにしたレリーフが垣間見える、ゴールドを差し色にした落ち着いた配色。
イラスト:floortok.com

ショーメを展開するLVMHウォッチ・ジュエリー ジャパンは、大阪・心斎橋のクォーツ心斎橋ビル内に、関西エリアで最大規模となる旗艦店を9月12日にオープンすると発表した。

同店は2フロア構成で、通常の内装仕様とは異なり日本の伝統工芸を随所に取り入れているという。1階には同社のティアラ製作の歴史にちなんだ洋白製「ティアラウォール」を設置。2階のVIPルームには、左官職人一家として知られる久住家による藤の花をモチーフにした漆喰装飾や、フランスのアトリエ「パトリシア・ド・ラ・トゥール」が漆喰と金箔で仕上げた大阪城の意匠を配した。オープンを記念し、アコヤ真珠とダイヤモンドを使ったピンクゴールドのペンダント「ジョゼフィーヌ」コレクションの新作(税込53万7900円)も発表された。

什器やVIPルームに恒久的な形で地域の工芸を組み込む投資は、品揃えよりも「見せ方」に軸足を置いた判断だ。ポップアップではなく常設什器としてここまで作り込む背景には、大阪・心斎橋が東京とは独立した高額消費の受け皿であり続けるという読みがあり、銀座や表参道の外で存在感を広げるには、画一的な内装ではなくその土地と関わる姿勢を示すことが有効だという判断も透けて見える。