RIZAPのチョコザップ、史上最大の3フロア旗艦店をマレーシアに開業 海外150店体制へ業態を検証
RIZAPグループのフィットネスチェーン「チョコザップ」は、マレーシア・スバンジャヤに史上最大となる3フロア・延床約735平方メートルの店舗を開業した。日本の資本と事業モデルを海外で先に試す動きで、同社は2027年3月までに海外150店舗という目標を掲げている。国内チョコザップへの還元を見据えた海外実験という位置づけだ。

RIZAPグループは、フィットネスチェーン「チョコザップ」が10月1日、マレーシア・セランゴール州スバンジャヤに新店をオープンしたと発表した。地上3階建ての単独店舗で、延床面積は約7,911平方フィート(約735平方メートル)。同社はこれを、国内を含めたチョコザップ史上最大規模の店舗としている。
同店は「サービスラボ」と位置付けられ、通常のチョコザップより幅広い業態を3フロアで試す。フィットネス機器に加え、美容関連サービス、8室のカラオケルームやビリヤード、ダーツなどのエンターテインメント、コワーキングスペースやリラクゼーションエリアも備える。香港の店舗モデルを土台とし、マレーシアの既存店(Uptown店)とシンガポール・オーチャード店で得た知見も反映したという。会費は登録料80リンギ、月額198リンギ、年額1,980リンギで、開業を記念して11月末まで初月無料・登録料無料のキャンペーンを実施する。
RIZAPグループは2027年3月までに海外150店舗という目標を掲げている。国内のチョコザップが得意としてきたコンビニ規模の小型店とは一線を画す、これほど大規模で複合的な業態を、日本国内ではなくマレーシアで先に試す判断は、それ自体が注目に値する。まだ拡大途上の市場で大きな賭けを試す方が、既に店舗網が密集した国内チェーンに後から組み込むよりもリスクが小さいと同社が見ていることを示しており、この業態から得た知見が国内に還元されるのは、海外での実証を終えた後になるとみられる。