大丸福岡天神店、デパ地下で「あんこ vs バター」対決フェア 1カ月間のレシート投票
大丸福岡天神店が、地下食品フロアで「あんこ」と「バター」の菓子を対決させる1カ月間の投票企画を実施する。1,620円以上の購入でレシートクーポンがもらえ、投票には店舗アプリの会員番号の記入が必要だ。デパ地下が客単価とアプリ会員登録を同時に引き上げるための、典型的な仕掛けといえる。

大丸松坂屋百貨店は、大丸福岡天神店の本館・東館地下2階フードホールで、11月4日から12月1日まで「あんこ vs バター」対決投票フェアを開催すると発表した。本館地下2階フロアで税込1,620円以上購入した顧客にレシートクーポンを発行し、あんことバターのいずれかに投票できるという。
投票にはひと手間かかる。レシートクーポンに大丸松坂屋アプリの会員番号を記入し、北側連絡通路に設置された「あんこ箱」または「バター箱」に投函する仕組みで、未加入の顧客は発表内のリンクから登録できる。対決終了後、勝利した側に投票した顧客の中から抽選で20名に、本館・東館の地下2階フロアで使える1,000円分のアプリクーポンが当たる。
対決に並ぶ商品は、デパ地下らしい地元銘菓と有名洋菓子店の組み合わせだ。あんこ側は、天神限定の「天神あんさんど」(200円)から、ゴディバの「最中 オ ショコラ」4個入り(3,024円)まで。バター側は、Sableyaの「バターサブレのアソート」(1,728円)から、ラ メゾン デュ ショコラのフィナンシェ8個入り(3,834円)まで価格帯が広がる。
投票企画そのものは売場の商品構成を変えるものではなく、あんこ・バターの菓子はもともと販売されていた。大丸にとっての狙いは、1,620円という一つの買い物でアプリ会員番号を書かせる動機づけにある。デパ地下にとって最も重要な客単価の引き上げと会員の確保を、一つの仕掛けで同時に達成できる仕組みだ。