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ダンデライオン・チョコレート、日本上陸10周年で清澄白河に国内最大のクラフトチョコレート工場を開業

サンフランシスコ発のクラフトチョコレートブランド、ダンデライオン・チョコレートは10月30日、東京都江東区に延床約1,000平方メートルの新ファクトリー旗艦店を開業する。同社の国内最大の生産拠点であり、国内最大級のクラフトチョコレート工場だとしている。日本上陸から10年の節目に合わせた開業で、単なる新商品ではなく新たな飲食売場の開設という点に意味がある。

温かな光に包まれたビーントゥバーのチョコレート工房のイラスト。銅色の焙煎ドラムとカカオポッドの棚が並び、大理石の台でチョコレートをテンパリングするシェフのシルエット、奥にはガラス越しにジェラートが見えるカフェコーナー。
イラスト:floortok.com

ダンデライオン・チョコレート・ジャパンは、東京都江東区平野4-10-5に10月30日、新しいファクトリー旗艦店を開業すると発表した。延床約300坪(約1,000平方メートル)、地上3階建てで、同社の国内最大の生産拠点であり、国内最大級のクラフトチョコレート工場になるという。

1階には、天井高5.5メートルの約100坪(約330平方メートル)のビーントゥバー製造ラインと、直売コーナーおよびドリンクカウンターを設置する。2階はイベント・カフェラウンジで、ガラス越しに見学できるジェラート専用キッチンを備える。3階は焼き菓子・コンフェクショナリー用のセントラルキッチンと研究開発(R&D)ラボになるという。営業時間は10時から18時まで。11月からはファクトリーツアーも開始し、シングルオリジンのチョコレートやカカオを使ったジェラートの試食・ワークショップも行う。

開業は、同社が2016年に蔵前に1号店を開いて日本上陸10周年を迎える節目と重なる。同社は今回の新店を一時的なポップアップではなく、国内2拠点目の恒常的な拠点と位置付けている。製造工程を客に見せることを売りにしてきたクラフトチョコレートブランドが、百貨店の催事スペースではなく、小規模専門店が集まる食と飲みの街に、複数階にわたる大型の「見える工場」を構えるという判断は、東京の消費者が依然として体験のために足を運ぶという前提に立った賭けといえる。