ディズニーストア心斎橋パルコ店、全国共通フォーマットではなく大阪限定デザインを採用
ディズニーストアジャパンは大阪の新店舗で、通常の全国共通フォーマットではなく、都市限定のテーマと23種類の店舗限定商品を軸に据えた。キャラクターリテールが密集する商業施設で客を引き込むには、画一的な店舗フォーマットより「場作り」が効くという読みがうかがえる。

ディズニーストアジャパンは8月26日、大阪・心斎橋パルコ内に新店舗をオープンした。同社の発表によると、日本発のオリジナルデザイン「魔法の旅」をコンセプトに据えた初の店舗だという。
店舗はハートパルコ館5階に位置し、店内を走る蒸気機関車「トレイン・オブ・ワンダー」が中心的な演出となる。映画『ファンタジア』の「魔法使いの弟子」のエピソードから着想を得たデザインで、入口ではスティッチが駅員役を務め、店舗奥ではチップとデールが機関車の燃料となる「魔法の粉」を作り出す様子が表現されている。
同社によると、この店舗限定で大阪の食文化をテーマにした23種類の商品を展開する。たこ焼きやお好み焼きをモチーフにした衣装をまとったミッキーマウスとドナルドダックのぬいぐるみ(「うるぽちゃちゃん」シリーズ)などが含まれる。店内には約1,500点のディズニー・ピクサー商品を取り揃え、8月28日までポイント5倍キャンペーンと5,000円以上購入で限定トートバッグをプレゼントするキャンペーンを実施している。
地域性を前面に出した店舗づくりは、プレゼンテーションと商品構成の両面での賭けといえる。全国均一の店舗フォーマットを展開するのではなく、都市ごとにデザインと商品を作り込む手法は、キャラクターリテールが密集する商業施設の中で地元客とインバウンド客の双方を引き込むには、規模や画一性よりも「場作り」が効くという読みを示している。