東京発の菓子ブランド2社、関西の百貨店で相次いでポップアップ出店
東京発の「とろける」スイーツ専門店と、同じく東京発のピスタチオ専門店が、11月11日から相次いで関西初のポップアップ出店を行う。出店先は大阪の阪急うめだ本店と、JR京都伊勢丹。小規模な菓子ブランドが、長期出店の前に関西での需要を見極める、よくある手法だ。

株式会社阪急阪神百貨店は、放牧牛乳から作る自家製生バターを使う東京発のとろけるお菓子専門店「フォンダン」が、大阪の阪急うめだ本店地下1階の催事スペース「ツリーテラス1」で、11月11日から18日まで関西初のポップアップストアを開くと発表した。11月4日付の発表による。
販売するのは、生バターキャラメルを挟んだ看板商品「フォンダンサンド」(5個入1,350円、10個入2,646円、18個入4,763円)、4個入1,458円の「フォンダンガレット」(1人5箱まで)、生チョコレートを使った冬季限定の新商品「フォンダンショコラサンド」6個入2,160円(1人3箱まで)。
別途、東京都内に2店舗を構えるピスタチオ専門店「PISTA & TOKYO」を運営する株式会社ケイシイシイは、JR京都伊勢丹の地下1階、東口側の催事スペースで、11月11日から24日まで2週間のポップアップストアを開くと発表した。11月4日付の自社発表による。看板商品はピスタチオ風味のラング・ド・シャにピスタチオチョコレートを重ねた「ピスタチオサンド」で、2種の味を5個入1,350円、2種をセットにした10個入は2,484円。季節限定の「ピステーヌ」(5個入1,728円)や、数量限定の「サブレサンドピスターシュ」(3個入1,728円)も揃える。
両社の出店は同じ週、同じ「地下フロアでの期間限定出店」という形式で、いずれも本店はごく少数にとどまる。フォンダンは店舗数を明らかにしておらず、PISTA & TOKYOは東京都内に2店舗のみだ。これがポップアップ形式の狙いでもある。小規模な菓子ブランドにとって、長期の賃貸契約や関西向けの体制構築に踏み出す前に、低コスト・短期間で他社の売場を借り、関西の客が東京価格の商品を実際に買うかどうかを見極められる。いずれのポップアップが常設出店につながるかについては、両発表とも触れていない。