ジバンシィ、サラ・バートン就任2作目となる2026年秋冬ウィメンズキャンペーンを発表
サラ・バートンにとって2作目となるジバンシィのキャンペーンは、就任1作目と同じ、作り込みすぎない自然な写真表現を貫いた。彼女がメゾンの視覚的アイデンティティをどう築きつつあるかを示す小さなシグナルだ。

ジバンシィは8月28日付の発表で、クリエイティブディレクター、サラ・バートンにとって2作目となる2026年秋冬ウィメンズコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。撮影はユルゲン・テラーが手掛け、撮影地はクロアチアだったという。
同社によると、キャンペーンにはエヴァ・ヘルツィゴヴァ、コンスタンス・ドゥブレ、カイア・ガーバー、リュー・ウェン、ニャドゥオラ・ガブリエルが出演。スタイリングはカミーユ・ニカーソン、キャスティングはジェス・ハレット、クリエイティブディレクションはM/Mが担当した。同社はビジュアルのテーマとして年齢や女性らしさの表現の幅を横断する「一人ひとりの個性」を掲げ、精緻なテーラリング、レザー調の白いシャツ、ドレープを効かせたイブニングドレス、遊び心のあるアクセサリーといったコレクションのアイテムと結び付けたという。
過剰なリタッチを施さない、飾らないリアリズムで知られるテラーの起用は、バートンが就任1作目のジバンシィで示した表現の方向性を引き継ぐものだ。同じ発想を2シーズン続けて打ち出せば、それは単発の演出ではなく「らしさ」として定着し始める。クリエイティブディレクターの交代のたびにビジュアルが一新されがちなこの業界において、こうした一貫性はそれ自体がブランド構築の一手であり、バートンの在任がこの先どう続くかを占う上でも注目される。