阪急うめだ本店の「英国フェア」、過去最大規模の第59回を10月7日〜19日に開催
阪急うめだ本店が10月7日から19日まで、第59回「英国フェア」を約130店の出店規模で開催する。同店が過去最大級と位置づけるこの催事は、輸入雑貨・食品のフェアが今も百貨店上層階の集客装置として機能していることを物語る。

阪急阪神百貨店の大阪旗艦店、阪急うめだ本店は10月7日から19日まで(13日は休催)、第59回「英国フェア」を9階の催場、フェスティバルプラザ、阪急うめだギャラリー、アートステージを使って開催すると発表した。出店数は約130店で、阪急阪神百貨店は同フェアとして過去最大級の規模になるとしている。
会場は5つのゾーンで構成される。スコーンやフィッシュ・アンド・チップス、パイなどを揃える「ベスト・オブ・ブリティッシュ」、阪急うめだギャラリー内に設ける「ブリティッシュ・パブ&バー」、菓子やジャム、ティーウェアを扱う「アフタヌーンティーマーケット」、陶器やヴィンテージ家具の「ブリティッシュ・カントリー」など。パブゾーンには、ギネス世界記録に「英国最小のパブ」として認定されたベリー・セント・エドマンズの「ザ・ナッツシェル」が日本初出店するほか、ロンドンのティールーム「ペギーポーション」が関西初出店する。フードでは、五つ星ホテル「ザ・ルーベンス・アット・ザ・パレス」のスコーン(1個400円)や受賞歴のある店のフィッシュ・アンド・チップス(2139円)などが並ぶという(同社の発表による)。
10月16日・17日には、紅茶インストラクターによる有料の「ブリティッシュ・ティー・テイスティング」(1人4400円)も予定している。
第59回という回数の重みこそがこの催事の核心だ。英国フェアのような「海外フェア」は、上層階を固定の品揃えではなく「イベント」に変えることで、1階の化粧品売り場から先に進まない客を引き上げる仕掛けとして、日本の百貨店で数十年にわたり定番化してきた。ギネス世界記録認定の「最小パブ」の誘致やロンドンの人気ティールームの関西初出店は、60回近く続く催事を「新しさ」として売り出すための工夫と言える。