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阪神梅田本店、ピングーと初コラボの全館クリスマス企画と、約40品の『チーズの日』を展開

大阪の阪神梅田本店は、ストップモーションキャラクター「ピングー」との初コラボレーションによる全館クリスマス企画(11月5日~12月25日)に続き、11月11日からは約40品のチーズグルメを揃える『チーズの日』の食品フェアを展開する。年末商戦に向け、各フロアへ客を回遊させるための重層的な季節施策だ。

クリスマス装飾が施された百貨店のアトリウムを描いたイラスト。上層階には暖色のイルミネーションとギフトボックスの中に丸みを帯びたペンギンのシルエットがあり、下層階には大きなチーズの塊が並ぶ地下の食品売場が温かい光に包まれている。
イラスト:floortok.com

株式会社阪急阪神百貨店は、大阪の阪神梅田本店で11月5日から12月25日まで、全館規模のクリスマス企画「阪神のクリスマス2026」を開催すると発表した。11月4日付の発表による。1990年から155以上の国・地域で放映されてきたストップモーション作品のキャラクター「ピングー」との、同店初のコラボレーションとなる。

会期中、ピングーは2回、各回10時頃から約5分間の店頭グリーティングを行う(11月7日は2階、12月2日は地下1階)。キャラクター装飾は会期中、館内全体に展開される。有料フォトブース(1回500円)は12月1日まで9階、その後12月2日から12月25日までは8階のクリスマスマーケット会場に移動して稼働する。店内で購入すると付くピングー柄のメッセージカードチャームや、12月2日以降は数量限定のクリスマス限定ショッパー(配布終了時点で終了)も用意する。大阪駅の地下通路には、同じ期間、ピングーをテーマにしたイルミネーションを設置するという。

会期中は催事スペースでのポップアップも入れ替わりで展開する。クリスタルを使ったコスチュームジュエリーのデザイナー、マキ・ヌモト氏によるポップアップ(11月11日~17日)、英国のトレンチコートブランド、アクアスキュータムの175周年ポップアップ(11月18日~24日)、ブロック玩具のポップアップ「Engaging Toys」(11月18日~12月27日)などが入る。親子向けの有料ワークショップも、陶芸体験(2,200円、11月7日)と赤ちゃんの手形クリスマスオーナメント作り(2,200円から、11月14日・15日)の2つを用意している。

キャラクターとのコラボレーションを一つの催事空間にとどめず、全館規模で展開するのは、百貨店の年間商戦で最も重要なこの時期に、客をあらゆる階に回遊させるための「プレゼンテーション」面での打ち手だ。ピングーは幅広い年代に浸透した長年のキャラクターであり、阪神にとっては無難かつ広く親しみやすい「顔」となる。メッセージカードやリボン、限定ショッパーといったギフト包装への展開は、キャラクターと直接関係のない階での買い物にも効果を波及させる仕掛けだ。

『チーズの日』に合わせた食品館のチーズ企画

阪急阪神百貨店は、同店の阪神食品館(地下1階・1階)で、11月11日の「チーズの日」にあわせて11月11日から24日まで「冬の食品祭」を開催すると発表した。惣菜からチーズケーキ、パン、和菓子まで、チーズを使った商品を約40品揃え、うち9品は阪神梅田本店限定だという。地下1階の酒売場では、同期間中の11月19日にボジョレー・ヌーヴォーも発売する。

上層階で展開するクリスマス企画と対になるのが、この食品館の企画だ。クリスマス関連フロアへ向かう途中、あるいは帰りにデパ地下(地下の食品フロア)へ立ち寄らせる動線づくりであり、店舗限定品を用いることで、一度きりの来店客よりも固定客・リピーターの取り込みを狙った企画と言える。