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伊勢丹新宿店、日伊国交160周年に絡めた秋のイタリア展を開催

伊勢丹新宿店の秋恒例「イタリア展」が9月16日から22日まで開催され、ミシュラン掲載歴のあるミラノのレストランが期間限定で来日出店する。今年は日伊国交160周年に絡めた企画とし、百貨店の催事フロアを支える高収益・高集客型の仕掛けを新たにした。

百貨店の催事場を描いたイラスト。イタリア料理やワインボトル、菓子が並ぶ市場風の売場と、試食を楽しむ買い物客のシルエットが描かれているが、ロゴやブランド名、実在の人物は描かれていない。
イラスト:floortok.com

伊勢丹新宿店の秋恒例のイタリア食品フェア「イタリア展2026」が9月16日に開幕し、22日まで本館6階の催事場で開催されている。三越伊勢丹ホールディングスによると、今年のテーマは「Legacy」で、ユネスコ無形文化遺産に登録されたイタリアの食文化と、日本とイタリアの国交160周年にちなんだものだという。

三越伊勢丹ホールディングスによると、今回は40以上の食品ブランドと14種のワインが出店する。中でもミシュラン掲載歴のあるミラノのレストラン「フランジェンテ ミラノ」が日本では珍しく出店し、白インゲン豆のクリームにムール貝、イカ、牛すじを合わせたパスタ(2,801円、1日50食限定)を提供する。北海道発でローマ風ピザを手がけるトンチーニ(1切864〜1,188円)や、バビの榛の実ジェラート(880円)なども並ぶ。MIカード会員向けの先行販売日は1日前の9月15日に設けられた。

季節ごとの食品催事は、日本の百貨店の催事フロアにとって最も安定した集客装置のひとつであり、毎年秋に開催されるイタリア展そのものは目新しいものではない。しかし、今年の企画を日伊国交160周年に絡め、日本では普段展開していないミラノのレストランを期間限定で呼び込むことで、常連客に「また同じ展示」と思わせない仕掛けを加えている。催事のために店を閉めることのない飲食店と競う催事フロアにとって、こうした期間限定の希少性こそが集客の核心であり、単なる添え物ではない。