LAVA、京都に新たな駅近ピラティススタジオを出店
京都の私鉄駅から徒歩3分の小規模区画にマシンピラティススタジオが入る。百貨店がもはや競わない小型商業スペースを、いま埋めているのがこの業態だという不動産的な読み方ができる。

LAVAインターナショナルは11月1日、京都市右京区のフジビル1階に、マシンピラティススタジオ「リントスル西院」をオープンすると発表した。阪急線「西院」駅から徒歩3分、京福電気鉄道「西院」駅からも利用できるとしている。同社のマシンピラティス業態「リントスル」は、9月時点で全国260店舗以上を展開しているという。
1990年設立、東京都港区に本社を置くLAVAインターナショナルは、これとは別に「LAVA」ブランドのホットヨガスタジオを700店舗以上展開し、これまでに延べ300万人以上にサービスを提供してきたとしている。新スタジオでは30分・45分・50分のレッスンを含む25種類以上のプログラムを用意する。同社が実施した会員1091人へのアンケートでは96.9%が「効果を実感した」と回答したというが、これは自社調査による数値であり、第三者による検証を経たものではない。10月11日から31日まで無料体験レッスンを実施するほか、入会金無料、月額1980円(3カ月間)の使い放題プランなど、開業前キャンペーンを展開する。
注目すべきは立地そのものだ。「リントスル」のようなマシンピラティス業態は近年、私鉄駅から徒歩数分という小規模な区画――百貨店やショッピングセンターがもはや積極的に狙わなくなった商業スペース――を次々と埋めてきた。こうした立地は百貨店級の通行量を必要とせず、会員制・予約制による安定した来店頻度さえ確保できればビジネスとして成立する。それはまさにウェルネスのサブスクリプションモデルが得意とする条件だ。
すでに260店舗を超える「リントスル」にとって、注目すべきは今回の1店舗そのものよりも出店ペースだ。ホットヨガの既存顧客基盤をマシンピラティスへどこまで取り込めるか、そして狙いやすい立地が尽きるまでどこまで拡大を続けられるかが焦点になる。